罰呪編 エピローグ

罰呪編 エピローグ


6年後

「………」

とある5歳の少女が孤児院で窓を見上げていた

彼女は生まれつき髪が銀髪で赤目な為親に孤児院に預けられた


その孤児院も質は悪くずっと迫害され続けていたのである


「…はぁ」


少女はとある漫画を見ながらため息をつく


「羨ましいな…」


その時だった、


「……ようやく、見つけた」

窓からサングラスをかけた猫が入る

「…猫?」


「お前が…」


「喋った!?」


少女は慌てて距離を取る


「あっそうだった…うっかり忘れてたぜ…今日はお前にある話を持ちかけに来たんだ」


「話…?」


「お前…こんな所からさっさと抜け出して、いい家族や友達に恵まれたいと思わないか?」


「いい家族や友達…?」


「あぁ、そいつならお前をちゃんと幸せにできる、勿論俺もだ」


「……」


少女は考え込む


「…そこでは」


「ん?」


「そこだと…無修正のToLOVEるが欲しいって言っても変に思われない?」


「あぁ、(盗賊名義で)いくらでも買ってやる」


「……そこには、あなたみたいな存在がいっぱいいるの?」


「前まではいなかったが…最近久しぶりに会ってな、沢山いるぞ」


「………わかった、連れて行って!」


「即決か…お前、名前は?」


「…六月(ムツキ)、苗字はもう…名乗るなって言われたから」


「…そうか」


「猫さん、あなたの名前は?」


「俺か?俺は…」


猫は中へ机に上がって名乗る


「ヨウ!そして…猫天与!」



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